銀杏の葉が綺麗だと灯りに照らされているみたいで外がぱっと明るくなる。最近は少しだけ暖かいからそれも嬉しい。子供たちが落ち葉をいっぱいに拾っては放って遊んでいた。ぼうっと立っていたら風が吹いてかさかさと枯れ葉が降り落ちてきた。
先日、小林秀雄の「美を求める心」というエッセイを読んだ。小中学生のために書いた文章らしく、数ページの文章でリズムもよく読みやすかった。読み終わってからすっと背筋が伸びるようだった。頭が疲れてもういいよ、と思うことも多いけれど、これなら読むことができた。言葉は大切だけど、言葉ではないところへの眼差しが深い人がいい。